2016年9月15日木曜日
卒婚というかたち
結婚を卒業する事。
離婚一方手前というイメージがありますが、
夫は田舎暮らし、妻は現状維持で、それぞれの夢に向かい歩みたい等、
結婚という形を維持しながら、
それぞれ自由に自分の人生を楽しむという前向きな暮らし方、
一人暮らしへの不安、経済面の不安から生まれた一つの選択なのです。
別居というかたちや、同居しながらというスタイルがあります。
そのタイミングは、子どもが巣立った後や、
ご主人の定年退職後というのがもっとも多い。
お互いの生き方を尊重し、干渉しないで、
その後のそれぞれの人生をスタートさせるために、
2人で話合い下記のような取り決めされているご夫婦もいらっしゃいます。
●今までしたいと思った事を我慢ぜずにやりたい。
●夫の世話、家事からは開放されたい。
●1人気儘に、旅行や趣味に没頭したい。
●どちらかが病気になった時は助けあう。
●老後は老人ホームで一緒に暮らす。
自然と気づくとお互いの生活を大切にしていて、
卒婚というスタイルになっていたと言うご夫婦もいらっしゃいますが、
⚫︎家事育児は妻に任せっきり
⚫︎今までの様々な出来事の答えは相談なしで決断してきた
⚫︎妻の行動にはつねに干渉し、趣味や旅行などにも非協力的だった
上記のようなご主人は奥さまの宣言に驚くことがないように、
日常の家庭での生活習慣を見直されるのもいいのではないでしょうか。
30-60代の妻たちへのアンケートでは、卒婚ありが56.8パーセント
半数以上の妻たちが望んでいます。
50代での卒婚希望は15パーセントに対し、
60-64代では35パーセントとなっています。
地域的には、中部・九州地域は卒婚希望は65.5パーセント、
近畿地方が59.5パーセント。自立している女性が多いのでしょうか。
離婚するには、非常にエネルギーを要します。
前向きな気持ちで、一人暮らしを楽しみましょう!
別々に暮らして、お互いを大切に思えるようになった方たちも多くいらっしゃいます。
熟年離婚から進化した卒婚のお話でした。
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